一斗枡

祭壇

わらじ、ばら緒

由利

せっち餅、みかん、干し柿、するめ、南天が載っている

三宝にせっち餅、みかん、干し柿、するめ、千両,万両、南天が載っている

「萬歳楽」の祝い言葉

  楠部「萬歳楽」では舞人が大人と子供のペアーで3組が演じます。舞台の上を由利を持って、中央の祭壇の周りを、3度回りながら祝い言葉を述べます。以下はその祝い言葉です。〔「よみがえった萬歳楽」伊勢市立郷土資料館編集

 3組の舞人は早稲、(わせ)中稲(なかて)、晩稲(おくて)と呼ばれますが、早稲は昔どおりの祝い言葉を、中稲、晩稲は時代に合わせた祝い言葉を述べるのだそうです。
〔囃子〕は「まーんざらく」という観客を含む周囲からの囃し立てです。

●〔早稲〕1周目
萬歳楽、〔囃子:まーんざらく〕、萬歳楽、〔囃子〕萬歳楽〔囃子〕
当年の早稲は、萬歳楽、
〔囃子一粒まきで、萬歳楽〔囃子〕荷馬車に百万杯、萬歳楽〔囃子〕
2周目
当年の稗は、萬歳楽、〔囃子三粒まきで、萬歳楽、〔囃子〕藤車に五百杯、萬歳楽〔囃子〕
当年の粟は萬歳楽、〔囃子〕三粒まきで、
萬歳楽、〔囃子〕ゆさ桶に五百杯、萬歳楽〔囃子〕
3周目
当年の麦は、萬歳楽、〔囃子〕一粒まきで、萬歳楽、〔囃子〕長持ちに百万杯、萬歳楽〔囃子〕
当年の大豆は、萬歳楽、〔囃子〕一粒まきで、萬歳楽、〔囃子〕四斗樽に百万杯、萬歳楽〔囃子〕

●〔中稲〕1周目
萬歳楽、〔囃子〕、萬歳楽、〔囃子〕萬歳楽、〔囃子〕
当年の中稲は、萬歳楽、〔囃子一粒まきで、
萬歳楽、〔囃子〕汽車に百万杯、萬歳楽〔囃子〕
2周目
当年の稗は、萬歳楽、〔囃子〕三粒まきで、萬歳楽、〔囃子〕
柳行李に五百杯、萬歳楽〔囃子〕
当年の粟は萬歳楽、〔囃子〕三粒まきで、萬歳楽、〔囃子〕ふごに五百杯、萬歳楽〔囃子〕
3周目

当年の麦は、萬歳楽、〔囃子〕一粒まきで、萬歳楽、〔囃子〕トロッコに百万杯、萬歳楽〔囃子〕
当年の大豆は、萬歳楽、〔囃子〕一粒まきで、萬歳楽、〔囃子〕第八車に百万杯、萬歳楽〔囃子〕
●〔晩稲〕
以下同様に新幹線に百万杯、テーラーに五百杯、籾摺り袋に五百杯、コンテナーに百万杯、
    ダンプカーに百万杯、など景気の良い言葉が語られます。 

二人が腰につける