波切の厄落としと初午の歌   (志摩市大王町)  hspace=8

応募者のことば
〔波切の厄落とし〕3月の初午の日に行われる厄落としは盛大に行われ餅や菓子、お金を家の2階からまいたり、祝宴は夜遅くまで行われる。(大王町、65、女)
〔厄落としの初午の歌〕厄落としの祝宴の時に何回もうたう唄でとても楽しい。(大王町、43、男)

 波切の厄落としは,3月の初午の前日正午、堂の山〔汗かき地蔵で有名〕の一番上にある「岡寺参り」から始まります。

 厄年に当たる、数え年25、42、61歳の男性
19,33,61歳の女性が参列し、波切の三ヶ寺の住職による厄除け祈祷を受け、厄除矢とお守り札をいただいて帰ります。
 この後、波切神社でも同じような祈祷が行なわれました


 祭壇前には賽銭箱ならぬ厄銭箱が置かれ、参拝者は自分の年に1を加えた金額の硬貨を入れ、厄を落とすのだそうです。
 また、波切では男女五歳も厄年にあたり、晴れ着を着た子供たちが親に手を引かれ、露天でにぎわう通りに姿を見せていました。

岡寺さんでご祈祷

















































 この日の夜厄落としを祝う宴会が開かれます。この宴席で全員総立ちで、日の丸のセンスを持って歌われるのが初午の歌です。
 昔、宴会は恒例行事でしたが、最近は親戚などを呼んでの盛大な宴会は少なくなったようです。代わりにその年の厄年一同で寄付を行い、地域のために役立ているとのこと。


「大王町の年中行事」(文化財調査委員編)に寄れば
 『宵宮の夜は、親類知友を招待してお祝いの宴を張る。女の厄年は派手にお祝いすることはないが、男の場合は盛大である。
 特に42の男は、男盛りを示すが如く盛んである。宴は深夜まで及び酒の酔いも十分なる頃再び岡寺参りが行なわれる。
これは古来の風習である。道中太鼓
石油缶などを打ち鳴らすのも無意識に、厄魔叱咤の行為をしているのであろう。

 戦前の宴会は宵宮と当日の両日に続き、当日には餅,菓子、果物、硬貨などを盛んに窓より外に撒いたものである』と述べています。


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初午の歌の歌詞

ヨーシタナヨーシタナ
これのおうちはご繁盛やら
門にお鷹が巣をかけた
ヨーシタナヨーシタナ

福じゃ福じゃよこれのカカ福じゃ
福はよけれどかね福じゃ
ヨーシタナヨーシタナ

ことしゃ二十五で厄落としたら
来年やもらうぞ花嫁を
ヨーシタナヨーシタナ

これの兄さん梅ノ木育ち
さながらお金がなりそうな
ヨーシタナヨーシタナ

宴会で歌われる初午の歌

四十二のお殿は岡寺参り
厄を落とした大厄を
ヨーシタナヨーシタナ

酒も肴藻とりととのえて
よう祝われてお目出度や
ヨーシタナヨーシタナ

馬が来たきたこの家の門に
四十と二の厄乗せていく
ヨーシタナヨーシタナ

大王町H氏提供ビデオより

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2005−3−9

厄を落として花嫁もろて
来年や抱くぞよ初孫を
ヨーシタナヨーシタナ

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