きんこ(切干しいも、にっきりぼし)ときんこめし     (志摩市)   伊勢志摩きらり千選
応募者のことば
{きんこ} A.いもをふかしてほしたもの。保存ができて、とてもおいしい。子供のおやつとしても、
        小腹がすいた時にも食べられる。(志摩町、17、女)
      B.さつまいもを煮て干したもので地域によって微妙に呼び方が違っておもしろい。
        (阿児町、16、女)
      C.暮らしの知恵で地方のおいしい芋をより一層おいしく仕上げた保存健康食は天下一品だと
        思います。 (志摩町、67、女)
[きんこめし] きんこを2,3時間水に浸し、ささげも入れてご飯に炊く。塩味のみで、芋の甘味がとても
        美味。もっちりとした食感も独特。(志摩町、50、女)
[アズキとキンコごはん] 50年前にアズキときんこをご飯の中へ入れて炊いたのが美味しくて忘れられ
        ません。今も一年に一度はします。人にも食べさせてやりたく思い、少しでもくばりま
        す。 (志摩町、60、女)
                  きんこ  3009−1−20
きんこ
  さつまいもの煮切干しを、この地方では「きんこ」という。きんこづくりは11月下旬から1月上旬にかけて行われる。
  きんこ作りは、前日夕方に皮をむき 炊き込んだサツマイモを 1晩煮汁につけたまま置く。(近頃は砂糖を入れて炊くくところが多いと聴く)
  翌日薄く切り分けて籠に並べて乾す。天日乾燥もあまり固くならないうちに終了。
  以前は、天日干しはこの地方ではどこでも見られたというが今では少ない。
  きんこはそのまま食べても、焼いて食べてもよい。またきんこを入れた飯もうまい。
  写真のきんこは志摩市阿児町安乗の店のもので、2009年1月に伊勢のスーパーで求めた。袋書きに「本品は志摩特産の甘藷(ハヤト芋)を使用し、無添加・無着色」とあった。


きんこ飯
  右の写真は現代のきんこ飯の出来上がり。
  書物では以下の2例があったので、ご紹介したい。

  。馨3に米2升、きんこ1升弱、それにぶんど(緑豆)か、ささげ少々を加える。まず豆が煮え立ってきたら、きんこを加えて、芯までやわらかくなるまで蒸らす。次に米を加えて炊く。 -「三重の食事」より
  △米が十分なかった時代では「きんこ」は、いわば、ご飯の増量材で、「きんこ飯は、きんこ1升に米2合とぶんど少々を混ぜて炊き上げたもの」となり、きんこが主になる。ー「三重県の食生活と食文化」より
       きんこ飯 2016−3−17
         2009-1-10
ねじゃげ(?)
  伊勢市のスーパーで求めたこの品、サツマイモを煮て練り上げ、乾燥させたもの。名前は「ねじゃげ」。写真は鳥羽志摩農協の製品。
  こうした食べ方も昔からあるらしく
浜島の桧山路の農家で見かけた干しいも(2004-2-14)もこれ。
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