贄浦大的小的(弓引き神事)   ( 南伊勢町贄浦 )

伊勢志摩きらり千選+
推薦のことば
昭和18年は鰤がものすごく取れて、浜は沸きかえっていました。その頃から大的小的をはじめたんだと思います。(南伊勢町 70 男)
               八柱神社での祭典(献餞)2017-1-15
     (ポインターをあて見る写真は)弓の的もお祓いを受けて
ほら貝の音が響き
  贄浦八柱神社、9時快晴の冬空にほら貝と太鼓の音が響き、例祭の開始を告げます。

  型どおり、お浄め、開扉、献餞、祝詞、玉串奉奠で、その後一般参賀があり、閉扉となりました。祭典はほぼ1時間。終わりを告げる法螺貝と太鼓の音が響きます。

  八柱神社は本殿の前が広く、関係者が玉砂利に座布団を敷き座る姿は神社での式典の原型を見る思いがしました。

  祭典を司る神職さんは仙宮神社の宮司さん。また、左に地区の役員さん方、右に主元(すもと=総責任者)と3役がすわってみえました。

  贄浦では毎年26軒の当屋番がきまり、八柱神社についての行事をすべて運営します。そのため、およそ7〜8年で番が回ってくるのだそうです。
大的小的
  贄浦では弓引き神事を「大的小的」と呼んでいます。

  神社から浜伝いに裃をつけやってくる3人の射手の姿が見えると、会場の何人かがほら貝を一斉に鳴らし迎えます。

  幔幕のうちに入り、3人はそれぞれ大的で2矢づつ、3回、弓を競います。
  さらに小的で2矢を 2回づつ射て終わります。

  弓場の幔幕に入る時から弓を引き終え役員席に挨拶し幔幕出るまで、威儀を正し、無言で作法どおりに演ずる、その立ち居振る舞いが美しく、3人がよく揃い、すがすがしい感じです。

 小的はかなり小さいため、当てるのが難しいのですが、この後行われた、飛び入りの弓引きでは
4番目に射た若者が、的を射て拍手喝采でした。(2017)

                           裃をつけ弓を引く三名2017−1−15
         (ポインターをあて見る写真は)にえ浦の前浜が会場です
                        にえ浦の大的2017−1−15
      (ポインターをあて見る写真は)大的に群がるこどもたち
砂で固めた的の土台
  海岸のコンクリートに作られた的の土台はたくさんの土を盛ったもので、的の手前には畑のように土の畝が7列半あり、後背には松と榊と笹が立てられています。

  大的の弓取りが終わると、子ども達が的に駆け寄り、的や幣などをむしりとりますただ子どもが少ないので迫力はイマイチでしたね(2017)
  その後小的がセットされて小的の弓取りに移ります


   荒見(あらみ)
  この神事の重要なメンバーで「荒見」という名の役割があります。海水の入った浄めの手桶を持ち、射手の前に出て語りかけ、[急くなよー]などと緊張をほぐしたり、軽い冗談で観衆を笑わせたりの大役です。
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インフォメーション  

南伊勢町贄浦。(2017年)祭は9:00〜9:50八柱神社で神事10:30〜11:30贄浦前浜で弓引き神事。

 

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