弁財天の大岩   ( 度会町上久具 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
上久具地区の中の矢村という集落の人々が年に2回祭り行事を行っている。
ここの大岩は周囲が山林でこの場所だけが大きな岩の塊があり壮観である。(度会町、53、男)
                       迫り来る大岩 2012-8-19
何しろ大きな岩!
  何しろ大きな岩です。5階建てのアパート位でしょうか。それも手前側に倒れかかったような形をしていますから、一層迫力があります。

 度会町史では
  「上久具の矢村の清水寺(せいすいじ)は、山号を池龍山という。清水寺の南の山にある池を弁天池といい、傍らに高さ約15メートル、幅約24メートルの大きな岩があってその下に弁財天の小祠がある。昔この池に龍蛇が住んでいたのでこれを祀り寺号を池龍山としたという」
 とありました


  度会町の地域資源を守る会の会長さんでもある橋本さんのお話では
  「岩は堆積岩の一種で、層を成し、チャートと呼ばれ、岩質がとてもきめ細かく硬
い。深海で生成したものが隆起して今日の姿になったと想像されるとのこと。
弁財天の由緒
   その大岩の懐に弁財天の祠があります。
   弁財天の由緒は新設の案内板に詳しくでています

   尼僧である貞忍尼は1566年(永禄9)この矢村の清水寺に身お寄せ、1572年(元亀3)に故あってこの地に祠堂を造営し、それが今日にいたっとされています

  弁財天のお姿(ポインタを当てると見える)は大変珍しいもので、千手観音の形を採っておられます。 頭頂から座面まで、およそ20cmぐらいでしょう。


  弁財天の居られる祠堂は地元の方々のお力で、2012年に新しくなりました。そのときの様子を リンクページでご覧下さい。

  祠堂は大きな岩盤の裾にひっそりと置かれ、長い年月にわたって地元の人々の礼拝を受けています。
  
      弁財天の祠堂 2017-8-19
 (ポインタで出る別画面)岸壁前にひっそりと
                  式典で集う上久具の人々2017-8-19
    (ポインタで見る別画像)式典でお話をされる大泉寺住職
毎年冬夏2回の例祭
  弁財天の例祭は毎年1月20日と8月20日か、それよりすこし前に行われる行事で、特別な催しはなく、主として地元の方々が集まり、弁財天に対して静かにお祈りされるものです。毎年8:00から30分ほどのようです。

  尚、弁財天がご開帳となるのは1月の祭典のときです。

  今年 式典にご参加いただいた僧侶は度会町大野木の大泉寺のご住職です。

  住職さんは皆さんへのお話でこんなことも語っておられました。
  「人間、年を取りますと、自分のことだけでなく、周りの世界のことも気づくようになってきます」
 そして結論として
  「良いことはお蔭様。悪いことは身から出た錆び」 ではないかと。

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弁財天の祠堂が新しくなりました
 : 平成24年8月19日の大祭は、何百年ぶりに新しいお堂を信仰者の方により新しく寄贈され、弁天さまがお移りになりました。 当日は清水寺から寄贈された方への感謝状の授与や地元の歴史を研究されている方より弁財天祠堂の由来を聞かせて頂きました。住職の念仏の後、お札さんと紅白の饅頭を頂き大祭が無事終わりました。(ふじた ゆきひろ)
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インフォメーション  

度会町上久具弁財天の例祭は毎年1月20日と8月20日に最も近い早めの日曜日8:00ごろ開始になっています

 


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