箕獅子   ( 伊勢市二見町西区 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
全国に獅子頭は数多くありますが、この箕獅子の作りは、頭がもみ殻や米をすくう箕(農具)、耳と舌はしゃもじ、
,目はダイダイ(みかん)、鼻はヒョウタンに梅の小枝を刺し、胴体部分は蚊帳を使ったもので、全国にこのような
獅子頭はないと聞いている。(二見町、77、男)
                          花房志摩守供養塔前で2005-1-16
実にユニークな獅子頭
  この西区の箕獅子は実にユニークでチャーミングな獅子です。農民の手作りとはいえ、身近のものを巧みに使い、デザイン的に優れたものになっています。

  獅子頭のつくりはほぼ推薦の言葉通りです。眼は墨をつけたタンポンを、中をくりぬいた「ゆず」をつぶしてお椀状にしたものに、嵌め込むという凝ったもの。

  この箕獅子による獅子舞は350年(江戸時代前期)ほど前に生まれ、一時途絶えていたものを祭り博(1994年)を機に再現されましたが、残念ながら平成13年で中断となっています。

  現在は毎年お正月に花房志摩守供養碑の前で一指し舞い、花房志摩守への報恩の祈りの場としています。

  
 獅子舞の由緒について

シッカリ舞ワンセヨー
   箕獅子の獅子舞は「初穂の舞」「竹折の舞」「笹喰いの舞」など10種あり、太鼓に合わせて舞が始まると「シッカリ舞ワンセヨー、シッカリ舞ワンセヨー」と掛け声がかかるのだそうです。

  平成13年の獅子舞の様子を載せています。

  尚、「伊勢参宮名所図会」付録のお頭神事の項に
  「…昔は魔(おに)払いなりとて,箕を二つ合わせて獅子頭の形を作り、祭礼終われば、焼き払いしなり。今も隣郷はしかせり…」とあります。

  この箕獅子は、もしかすると、古い時代には良くあった形で、現在、多くの神社で使われている木造の獅子頭にとって変わる前のもの、であったのかもしれません。


        平成13年(2001)の獅子舞 写真提供:T.Y氏
      西区コミュニティセンターでの初会で飾られた箕獅子2005-1-16
1月16日の行事
  2005年1月16日、二見町西区のコミュニティセンターでは、
  午前中はセンターで箕獅子が飾られ、その後近くの松嶋神社に参拝、さらに花房志摩守の供養塔に獅子頭を付け参拝、午後は西区の初会(はつかい)が行われました。

  初会では恒例として、西区の15歳になった男子が皆の前で一人前として紹介されました。


  
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インフォメーション  

伊勢市二見町西区。伊勢方向から42号を二見に入り最初の信号を左折500mにコミュニティセンターがあり、箕獅子はそこで1月17日の前後の日曜日に飾られます。

 

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