神津佐(こんさ)の追いやれ行事   ( 南伊勢町神津佐 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
夏祭りの一つ。神津佐川で灯篭を流す(流した灯篭は海に出てごみにならないように河口で集め陸上処理をしている)また麦わらの束(孟宗竹ぐらいの太さのもの)に火をつけ、厄災を払う。これを持って川沿いを歩く。火が川面に映って美しい。町内で1ヶ所だけ古式が守られている。(南勢町、69、男)
                                 曳船に引かれて進む灯篭 2014-7-13
                  
疫病災厄を
追い払う行事
  神津佐の「追いやれ」は天王祭の別名で、疫病災厄を追い払う行事です。
夕方7時ごろ、船で曳航して灯篭スタート。 
  神津佐の各家庭から川岸に持ち寄った灯篭は約50。長い板の上に載せ、これを川面に浮かせ、舟で引っ張ります。潮の満ち干で灯篭が上流に行ってしまうこともあるので、この形がとられているとのこと。

   様々な図柄と「無病息災」「交通安全」「家内安全」が目立ちます。「みんな元気、車に気をつけよう」「神津佐がんばれ」というのもありまし

  灯篭の先端を行く、かわいらしい明かりは、津島神社の天王祭の「車楽舟」の提灯のミニチュア版(?)。美しく輝いています


2014年の天王祭の様子です
神津佐川
  神津佐川は南伊勢町の五ヶ所湾に注ぐ川の一つで、比較的水深も浅く、下流の河口近くでは毎年「あおさ」の生産が盛んです9月頃から翌年の3月頃まで海の田んぼ(?)と化します。
         2014-7-13                                  
               「ほて」を抱えて「とっとと、いかれい!津島の浜へ」2014-7-13
川岸は「ほて」を
     抱えての行列
   神津佐川の岸は地元人々で溢れ、藁の松明ともいえる「ほて」が灯され、人々は川沿いの道を火の粉を撒きながら、下流へと向かいます。

  誰とも無く 「とっととゆかれい、津島の浜へ」の大きな掛け声がかかります。厄病神に、「ここから出て行ってもらいたい」の意です。

  ここで津島とは愛知県の牛頭天王を奉ずる尾張津島神社のことです。

  フィナーレは橋の欄干に渡された、仕掛け花火の「ナイアガラ」でした。激しく落ちる光の流れの中を、灯篭が下流へと静かに下って行きました。

  最近は灯篭流しの前の明るい時間帯に、大型車の仮説舞台で、地元の方々の器楽演奏や合唱が行われるようになったとのこと。(2014)

  
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インフォメーション  

南勢町神津佐。公民館前、灯篭を川に流すのは夕方7時ごろ。8時ごろまで。

 

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