牛鬼伝説   ( 南伊勢町五ヶ所浦 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
五カ所浦での民話。五ヶ所城址と関係がある。町制30周年ではこの民話に基づく創作民話も作られました。(南勢町、47、女)
牛鬼伝説
五ヶ所浦の切間の谷に一つの洞穴かある。ここに牛鬼という変わったものが住んでいた。首から上は牛の頭をし、人間のようにものを言い、一日に千里も走る通力を持った強鬼だったという。
この牛鬼は、よく西山にでてきて、五ヶ所城の殿様(愛州重明公)が城中で弓の稽古をするのを眺めていた。ところが、弓自慢の殿様が、あろうことか、ある日、その矢を牛鬼めがけて放してしまった。矢は、牛鬼の胸元へ当り、牛鬼は西山の下の畑へ真っさかさまに転げ落ちた。
このときの牛鬼の鳴き声はすさまじく、その上、真っ黒な煙がもうもうと立ち上がった。その煙にむせんだ城主の奥方は毒気にあてられ、なおらぬ業病を患うことになった。そのため、親元の北畠家へ養生という口実で帰され、あとから離縁を申し送られ、奥方はそれを悲しんで自害してしまった。
この非道を怒った北畠家は、ついに軍を起こし、とうとう愛州家は滅亡してしまった。この牛鬼というのは、もともと五ヶ所城の主だったそうで、死際に、「自分を助けておけば、この城は末長く繁昌するものを」と言い残したという。
       (江戸時代『勢摩軍記』)


「愛州の里」にある牛鬼の像
牛鬼の慰霊のためにおかれた像。

「私見ながら、この牛鬼の石像は、風格のある大変良く出来た彫刻だと
 見受けられる。」

拡大または別画像へ
拡大表示は像の由来記 (2003-8-2 撮影)
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牛鬼祭り
平成15年8月2日(土)
第30回 南勢町商工祭り&牛鬼祭り
 愛州の里(昼) 町民文化会館(夜)

宝探し、魚つかみ、水上サッカー、
牛鬼太鼓、手筒花火 などで賑わった。

写真は魚つかみ大会の様子
 遅い梅雨開けで、今年始めての
真夏の太陽のもと、五ヶ所川に
膝までつかり、はしゃいでいた。


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