石鏡の祷人(とうじん)   ( 鳥羽市石鏡町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
A.大晦日に町の全戸を回って一年の安息に感謝する。子供の頃、親や親戚が役に当たるとみんながついて回った。(鳥羽市、34、男)
B.現在に至るまで、年末の31日夕方から乞食風の格好をして町内1軒1軒を廻り訪ね、米及び酒を恵み貰いながら、元家に戻り仲間を労う行事。続けていきたいです。(鳥羽市、47、男)
          門前まで出迎える主人 2002-12-31
    (ポインターを当て見る画面)狭い路地を上り下りして各家を廻る
こなたもお祝いはお済みになりましたか
 石鏡の祷人とは,毎年石鏡地区で大晦日の夕方から12時近くまで行われる年中行事で、‘おちね廻礼’と呼ばれているものです。

 独特な服装をした役男3人が20人ほどの介添えを引き連れて,200軒ほどある石鏡の家々を一軒づつ訪れ、来る年の豊漁・家内安全を祈願します。
   「こなたも御祝いはお済みになりましたか。同志者群ろおみ(どうしも のもろおーみ)」
   「米(こーめ)」
   「大枡一升」
と役男3人が順次玄関口で呼ばわると,その家の主が一升ますに載せた祝儀を渡します。これに答えて役男,介添え役一同が「ヤッサーヤサ、ヤッサーヤサ、ホオー、ホオー」と歓声で謝辞とします。

動画
独特のお正月飾り
 この地区では玄関先に独特のお正月飾りと魔よけの札を並べます。札には「ダテンコウ(独特な漢字)鬼神主」と書かれ、魔よけの札には神酒(みき)と饌米をお供えしています。

 又この地方は豆まきも大晦日に行われ,お尋ねしたお家ではご主人が着物に着替えて羽織姿で威儀を整え「福はうち,富は内、鬼は外」と発声。豆まきを済ませてから「祷人」を迎えます。

  独特のお正月飾り2002-12-31 拡大
 大漁旗がなびく大晦日の石鏡港2002-12-31拡大
船は満艦飾に飾られ
漁港では各漁船が一年の汚れを洗い流し、大漁旗で満艦飾に飾られ、お正月を迎えます。


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インフォメーション  

鳥羽市石鏡町。麻生の浦大橋を過ぎて浦村、石鏡、国崎、相差と並ぶ南鳥羽漁港の1つ。

 


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