三島由紀夫「潮騒」   ( 鳥羽市神島町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
三島由紀夫さんは、水産庁の紹介で漁業組合を訪れ、寺田組合長宅に長く宿泊して、神島の人々に色々な事を聞き、親交を深めながら「潮騒」を書いた。(鳥羽市、34、女)
三島由紀夫と潮騒
三島は、ギ リシア的な小説を神島で描こうとする。この島の人々の素朴な人情と美しい自 然が三島を変え、異色作といわれる「潮騒」が完成する。

昭和28年(1953)【28歳】
2月、「潮騒」の取材で三重県神島を訪れる。
8月、 再度神島を訪れる。
昭和29年(1954)【29歳】
6月、書下し長篇『潮騒』を新潮社より刊行。
8月、「潮騒」映画化のため、神島ロケに同行。
「潮騒」で第1回新潮社文学賞受賞。

映画化は5回
・谷口千吉監督、昭29、東宝。モノクロ。出演・青山京子、久保明他。

・森永健次郎監督、昭39、日活。カラー。出演・吉永小百合、浜田光夫他。

・森谷司郎監督、昭46、東宝。カラー。出演・朝比奈逸人、小野里みどり他。

・西河克己監督、昭50、東宝、ホリ企画。カラー。出演・山口百恵、三浦友和他。

・小谷承靖監督、昭60、ホリ企画、東宝。カラー。出演・堀ちえみ、鶴見辰吾他。

監的哨跡のシーン
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新治が目をさますと,目の前には一向衰えていない焔(ほのお)が あった。 焔の向こうに,見馴れないおぼろげな形が佇んでいた。 新治は夢ではないかと思った。 白い肌着を火に乾かして,一 人の裸の少女がうつむいて立っている。肌着をその両手が低いとこ ろで支えているので,上半身はすっかり露である。 ……決して 色白とはいえない肌は,潮(うしお)にたえず洗われて滑らかに引 締まり,お互いにはにかんでいるかのように心もち顔を背けあった 一双の固い小さな乳房は,永い潜水にも耐える広やかな胸の上 に,薔薇いろの一双の蕾をもちあげていた。 新治は見破られる のが怖さに,ほんのすこししか目をあけていなかったので,この姿 はぼんやりとした輪郭を保ち,コンクリートの天井にとどくほどの焔 を透かして,火のたゆたいに紛れて眺められた。
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潮騒大好きです!
はじめまして〜♪潮騒で検索していたらこちらのHPにたどり着きました。
私が「潮騒」という作品を初めて知ったのは、山口百恵さんと三浦友和さんの作品からです。しかも私が知った時には、もう映画自体は公開から何年か経っていました。でもテレビで映画を放送してくれたんだと思います。見て、とても爽やかな作品で、可愛らしくて…最後がハッピーエンドというのがいいですね!今でも大好きな作品です。なかなか難しいだろうけど、他の女優さんの「潮騒」も見てみたいですね〜
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