庫蔵寺「コツブガヤ」と「イスノキ」   ( 鳥羽市河内町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
庫蔵寺境内には、国の天然記念物に指定されている「コツブガヤ」(樹高18m、胸高周囲415cm)と三重県指定の天然記念物「イスノキ」(樹高12m、胸高周囲316cm)がある。(鳥羽市、35、女)
           コツブガヤ 2003-4-27 
コツブガヤ…日本で2本しかない?
  庫蔵寺の森はシイ、ツバキ、イスノキ、カシなど常緑広葉樹が大きく育ち、原生林の趣がある。

  コツブガヤは庫蔵寺本堂の前にそびえている。
樹高:約25m 胸高周囲:4.15m 推定樹齢:400年の大木である。

  カヤはイチイ科の常緑針葉樹。、コツブガヤはそのの変種で、種子の大きさがふつうのカヤは2.5cmに対して,コツブガヤは1.5cmと小粒で球形に近い。
(教育委員会説明板を参考)

  全国的にめずらしい木で,この木と宮城県白石市小原の2本が確認されていていづれも国指定天然記念物になっている。


イスノキ残念!一番大きな木は倒れて
  庫蔵寺一帯にイスノキの群落があり、20数本が確認されている。
詳しくは鳥羽市教育委員会の説明板をごらんください。

  しかし本堂近くにあった一番の大木が、2009年に倒れてしまった。急斜面に立っていたため自分の重さで倒れたらしい。今も谷側を頭にして倒れたままである。

  イスノキは中国南部,台湾〜西南日本に分布するが,北限に近いこの地に群生するのは貴重である。材質は樫より硬く重い。通常の工具では加工しにくいのだそうだ。


  アサギマダラ
  庫蔵寺保存会の会報「四季のたより」によると、
  渡り蝶のアサギマダラもこの森にやってくるとのこと。アサギマダラの食草でもあり産卵場所でもあるキジョランがあり、葉裏に幼虫も見かけるという。
  自然の豊かさをしみじみ感じる森である。


 

    在りし日の一番大きなイスノキ 2003-4-27
                   オカリナに似て2012-1-13 
イスノキの贈り物
  イスノキの葉には「虫えい(虫こぶ)」が出来やすい。

  「虫えい
」とは、葉にダニの一種が複数で寄生し、大きなコブを作り住処とするもの。成長すると自分で穴を開けて出てくるため、穴が出来る。


  左の写真がそれである。大小さまざまで形は一定していない。材質はかなり硬く、厚味もある。しかし形の大きなものは意外にもろい。

  地元、河内の方がその場で拾って、筆者にプレゼントしてtくれた。 「子供のころは笛にして遊んだものです」 そういえば、どこかオカリナ(陶器の笛)に似ている。
  

  
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インフォメーション  

鳥羽市河内町539  tel:0599−26−3354

 

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