ゲーター祭り(神島)   ( 鳥羽市神島町  )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
元旦の夜明け、東の空が明るくなる頃に、グミの枝を束ねたアワ(日輪に見立てたもの)を島中の男達が竹を刺し持ち上げこれを落とす。諸悪を払い、無事平穏な新年を迎える願いをこめた祭りである。(鳥羽市、ー、女)
                2004-1-1撮影
ゲータ祭      クライマックス
「元旦の夜明け、東の空…」(応募者の言葉)の光景です。

 日の出前の6時半ごろアワを抱えた白装束の一団が現れると、女竹を持った男たちがいっせいに取り囲みます。アワの輪の中に竹を押し込むと、アワはふわっと中空に舞い上がります。

 女竹が触れ合う音,「アワ」を突く人々の声が潮のごとく高まる、ゲータ祭りのクライマックスです。
 
 この祭りはさまざまに解釈されますが、定説はないようです。
 ただ、以前は島の南、中、東の三つの地域がそれぞれにアワを仕立て、互いに落としあいをし、残ったものを神社に捧げたとも聞きました。

●2018年は残念ながら行事を束ねる「宮持」のなり手が無く、中止となりました。
更に詳しい情報
大晦日夜、「アワ」つくり
 前日、大晦日の夜、漁協の2階で今年の「宮持」とその親類縁者30人ほどが、白装束で集合、恒例のアワ作りを行いました。

 グミの枝を4〜5本束ねて荒縄で縛り、6尺径の輪を作り、半紙を巻き、更に障子紙を二重に巻き、麻縄でしっかり縛ります。

 周囲の人間は「アーヨイヨイヨイ、ヨイサヨイサヨイサ」と掛け声を掛け景気をつけます。

 漁協の2階は若者の熱気であふれ、入り口では、お酒が1合枡で振舞われ、「飲んだら入っても良し」と日の丸の鉢巻を貰いました。気分最高です。 

       2004−1−1撮影
        2004−1−1撮影
元旦朝、ヒナタノ祭(?)
 元旦朝九時頃から東の浜で、儀式が行われました。神主と島の役員たちに「宮持」がお神酒を振る舞い、一人ひとりに「モローモ」を手渡します。

モローモはみかんに昆布を載せ、茅の葉で結んだ「祝いもの」で宮持のお手製。(詳細ページに写真)

 面白いのは、宮持が役員たちにモローモを渡す際、誰でも脇からそれを横取りしても良いことになっていて、そのやり取りがあるたびに笑いが起こります。

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インフォメーション  

鳥羽市神島。大晦日20時ごろから漁協2階でアワつくり。アワつきは東の浜で凡そ6時半ごろから約15分ほど。

 

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