千引(ちびき)神社 巨石と藤の名所   ( 玉城町久保 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
現世とあの世の境とされる巨石を崇めて子宝と安産、子供の無事成長を祈って信仰されている。毎月20日が命日だが、2月・9月は大祭りがありにぎわう。巨石にまつわる伝説あり、藤名所としても有名(玉城町、77、男)
                                          2004.04.25
神社と藤と楠木
  神社は楠木の巨木に覆われる様にある。その隣は藤棚があり、4月末になると見事な花が咲く。300年の古木とも言う。

金子延夫編の町史(1983)に依ると

  「ちびきさん」と呼ばれて、親しまれる久保の千引神社は『勢陽五鈴遺響』や『伊勢名勝誌』にも書かれ、斎宮から大仏山南麓の湯田野を経て小俣の離宮院に向かう古道に沿うので古くから知られ、見事な藤棚があって今も信仰を集めている。

  授産・安産・血道・進学・交通安全・家内安全の神徳を掲げ、毎月20日を祭日とし九月に大祭が行われる。


  藤の花のスナップ1
        スナップ2

神社の正面
(前掲町史の続き)
  約3mの巨石は露出したまま瑞垣を隔てて拝することができたが、今は石の上に神殿が作られて見られなくなった。

  社前の神社宝物でもある 手洗い石 には正徳五年(1715)二月奉納と彫られている。正徳四年は凶作で多数の乳幼児が死んだ。その供養のための奉納である。



  神社の道を隔てた左斜め前の草地には、役の行者と庚申の祠がある。昔ここを通る人々は安全を願ってお参りしたに違いない。古道にふさわしいたたずまいである。
千曳神社社殿2010-5-25拡大
           神社から 植えて間もない田んぼを見る2010-5-19拡大
池にまつわる伝説
  神社の前は今は田んぼが広がっているが、昔は池だったという。
(前掲町史の続き)
  久保の千引岩は、近くの丘から掘り出し、田丸城の石垣にしようと引き出したところ、東の古池に落ち、池は朱に染まり、池から引き上げたところ、そのまま動かなくなってしまった。そこで今の地に祀ったという伝説がある。

  また、この池は藤池といって夜になると女の姿が大気の中に浮かび上がって、何事か語るという。
  これを「千引き上﨟」(じょうろう、身分の高い女性)といって崇めたと伝えられている。池は今は田になっている
(一部省略)
私もオススメ

満開です
千引神社の藤は4/30満開でした。さきっぽまで後1日ぐらい。素敵な藤で沢山の人が見に来ていました。伊勢神宮外宮も満開で、観光客が一休みしていました。藤の隠れた名所あれば教えてください。
オススメするもっとオススメを見る

インフォメーション  

玉城町久保。県道37号、千引神社バス停近くの道を南に入り350m更に左に曲がる。

マップ
 


戻る
HOME / アクセスマップ