名のりシメ切り   ( 志摩市大王町波切 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
A.大晦日に行われる行事。ちょうちんを持ち、各家の玄関先をまわり、家の繁栄と新しい年が良い年で
  ありますよう独特の言い回しで願う。(大王町、45、男)
B.その昔、私も名乗り行事に参加し、夜の町を歩きまわりました。当時に比べ過疎化が進み町の姿も
  変わったけど、次の世代へと残してあげたい行事のひとつです。(大王町、ー、男)
C.大晦日に各家庭をまつる行事で船頭と子供達の掛け合いがおもしろいです。(大王町、43、男)
                さあ!船頭さんに続いて… 2015-12-31
(ポインタを当ててみる画面は)波切コミュニティセンター、スタート前の点呼
名乗りとは
 「名乗り」とは、大晦日の夜、大人(船頭)と数人の子どもたちがグループとなり、家々を訪ね玄関先で、祝い言葉を述べるものでそのご褒美に金一封とお餅などを頂いていてくるものです
  祝い言葉は船頭と子どもたちが掛け合いで囃すもので、静かな大晦日の波切の街に響き、年越しを教えてくれます。→祝い言葉

  今年(2015年)は18のグループが担当地域を決め、波切の街へ。参加人数は160人を越えるとのこと。子どもたちは小学3年生から中学3年生までです。
  19:00からスタートおよそ4時間、ちなみに取材者も1つのグループに参加して回りましたが、訪問数は約60軒、細い上り下りが大変でした
シメ切(注連縄切り)とは
  「シメ切」とは、注連縄を切るの意味です。行事は「名乗り」がほぼ終る時刻に始まります。

  ここ波切の、山の神の祠がある場所では、元旦の1時、着物姿の男性が、道をふさぐように張られた注連縄を、気合もろとも日本刀で一気に断ち切ります。

  いわば、波切集落への出入り口であるこの場所で、新年の最初に、外から来る悪霊邪神を威嚇するために行うのだそうです。
  波切にはこうした出入り口が、海岸側の「天満」と山側の「谷奥」の二つあり、双方でシメ切が行われていましたが、5年ほど前から山側だけになったようです。

  さて、シメ切で切られた注連縄は3つにわけ、松明にして大里浜へ向かいます。

 2003年の写真が残っていました。 
           気合もろとも一気呵成に やあっ!2016-1-1
     (ポインターを当ててみる画面は)切る直前の注連縄         
                      波切概略図
シメ切の行事の全体像は…
  シメ切行事の全体像はちょっと複雑です。「シメ切」と同時に地域全体を「火」で「お浄めする」という行事が行われます。
  左の図の1〜4の場所で 焚き火が行われるのですが、その焚き火の火を、最初に桂昌寺から授けていただき、藁の松明に移し、「火」をリレーするように順次、この4ヶ所に運んで行きます。

波切コミュニケーションセンター前:スタート地点、  元旦の0時にスタートです
山の神の場:ここでシメ切りが行われます
大里浜:波切漁港の浜です
波切神社社務所:最終ゴール

  新しきよき年を向かえるために、新しき火を迎えて、波切の街を「おきよめする」 という意味があるのでしょう。
詳細はでどうぞ
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インフォメーション  

・「シメ切」は大王町波切コミュニティセンター前から1月1日0時にスタートします。
・「名乗り」は同じく波切コミュニティセンター前から12月31日19時頃ににスタートします。

 

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