伊雑宮御田植祭   ( 志摩市磯部町 (d) )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
F.室町時代から伝わる日本三大御田祭ともいわれる磯部町の御田祭。きらびやかな衣装におごそかな雅楽に合せての神事はいつまでも残してほしいです。田植風景もぜひ伝えてほしい。御田植祭小謡十八番はとても意味がある。(浜島町、66、女)
G.重要無形民俗文化財で日本三大御田植祭の一つ、古い時代の雅さながらに、毎年6月24日に行われます。(磯部町、60、男)
               忌竹をとりあう男たち2005−6−24
       (ポインターを当てて見る写真は)忌竹を抱え田を出て、野川に向かう一行
竹取神事
  御田植え祭は、香取神宮〔千葉県〕、住吉大社〔大阪)とともに日本三大御田植え祭と呼ばれるものです。毎年6月24日、ここ伊雑宮の隣りの御料田で厳かにまた華やかに行われます。

  演ずるのは磯部町の人々で、各字(あざ)が毎年持ち回りで開催します。

  行事は朝6時半から夕方の5時ごろまで続きますが、見所は竹取神事(11:30ごろ)御田植え(11:50ごろ)踊り込み(15:00)です。

 左の写真は竹取神事です。
お田植えの前に泥田の中で40人の男達が縁起物の竹を取り合う、勇壮な神事です。
 忌竹(写真中央)を田に倒してからは、竹を総勢で田中を3回ほど引き回し、最後は竹を引きずり、近くの野川の清流へと退場。

NEXTページには2005年の祭りの様子を時間を追って紹介しています。

お田植え神事、刺鳥差の舞
  早乙女、田道人(たちど)が田植え作業を行う傍らで、神事を華やかに盛り立てるのが「刺鳥差の舞」の小学生、中学生の若者たちです。

  太鼓(1)、大鼓(1)、小鼓(1)、笛(2)のお囃子に、小謡(6)が加わり、中ほどではササラスリが刺鳥差(サイトリサシ)の数え詞を歌い、簓(ささら)をすりながら、舞を舞います。

  歌に加わりながら、紋付羽織袴で全体の指揮を執るのが「警護」役の年配男性。要所要所を締め、まとめていきます。

  役人(やくびと)の名前(一部)をならべてみました。

尚、「小謡」とは様々な謡曲の聞かせどころを百字前後でまとめたもので、以前は「高砂」など、祝いの席で良く披露されていました。
刺鳥差しでの「ささらすり」2005−6−24 
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                       早乙女,タチドのお田植え2005−6−24
        (ポインターを当ててみる写真は)ちょっと一休み
お田植え神事
   お田植えは竹取神事の前に早乙女(6人)、田道人(タチド:6人),杁突き(エブリツキ:2人)が御田に入り、男女交互に手をつなぎ苗代の周りを三度半廻り、苗を手にします。

  竹取神事の後、御田の東端からお田植えの開始です。男女交互に並びエブリツキの2名が背後に回り、苗の補給役です。

  早乙女の年齢は11〜15歳ぐらい。タチドは20代と決まっているようです。したがって、お田植えではタチドがすべてにわたり早乙女をフォローし、進めているようです
伊雑宮参道、踊り込み
  竹取り神事、御田植え神事が終了し、午後3時からは「踊り込み」が始まります。

  御田橋から伊雑宮の一の鳥居までの約200mの参道を杁役(エブリツキ)を先頭に田道人(たちど)早乙女など役人(やくびと)全員で唄い踊りながら、約2時間かけて練り歩く行事です。その時に唄う唄が「踊り込み唄」です。

  この唄は、その年の担当地区で内容が異なり、年々新作も加えられているようです。

  行列の花はやはり早乙女でしょうか。白無垢姿に黒と赤の帯、赤のたすき。美しく化粧し、引き締まった目元が印象的です。

  両側にびっしり露店が並ぶ参道を、二時間かけて歩くこの練は、想像以上にハードな行事のようです。休憩時間には子供たちの母親が付きっ切りで世話を焼いていました
             柄振りで参道を突きながら進む行列 2005-6-24
       (ポインタを当ててみる写真は)中央を進む早乙女の艶姿
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インフォメーション  

平成28年度の伊雑宮御田植祭は
志摩市磯部町上之郷と五知の担当です。

 

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