鷲嶺(しゅうれい)水穴、覆盆子(いちご)洞など矢持洞穴群   ( 伊勢市矢持町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
A 県天然記念物。外に嫁穴、丸山の水穴など平家の隠れ穴としても多い。(伊勢市、71、男)
B 沼木地区一帯の神宮林にある200年以上前の洞窟、自然の水の流れと景観。(伊勢市、42、女)
    水穴の入り口 (2004-11-17 撮影)
鷲嶺の水穴
 鷲嶺の水穴は、鷲嶺の南麓にある。下村橋(下村バス停あり)を左に入り細い道ををしばらく進むと、ちょっとした広場に出るここに車を置いて後は徒歩となる。
それほど距離はないが、急な斜面を登るのでかなりキツイ。
水穴の入り口は山の中腹(280メートル)にあり暗黒への口を開いている。
 昔、世義寺の僧がここに入って修業したとも伝えられている。

 この水穴は大部分石灰洞で、洞窟は殆ど水平の石灰岩層が地下水の溶蝕をうけてつくられたもので、百万年ないし二百万年の経過をもつものと推定されているそうだ。

覆盆子洞
覆盆子洞は書物では、読み仮名が「いちごどう」となっているが、現地の案内板では「ふぼんじどう」と紹介されている。
 久昌寺より東に「平家の里キャンプ場」があり、さらに奥に歩く、鷲嶺の水穴と同様急な斜面もあるが、こちらのほうが楽であった。
 この地(矢持)は平家の隠れ里、源氏の追手が攻めてきたとき、女子供をこの洞窟の隠して入り口を石で隠したという。
 洞穴の中は滝とか、広間とかあるようだが、這いつくばって進まねばならないし、水もありちょっと覗いただけで止めた。
 鷲嶺の水穴と同じく秩父古生層で、あるが、炭酸カルシウル含有率は水穴より高い。全長約二〇〇メートルといわれている。共に、三重県の指定天然記念物となっている。


 拡大表示には、洞穴の巨岩付近一帯。
 人の立っているあたり(後方)が入り口。


拡大または別画像へ
      洞穴の入り口 (2004-11-17 撮影)
                (2004-11-17 撮影)
鷲嶺
矢持町の下村橋付近から北方を臨むと、端麗な姿でそびえている。
ちょうど鷲が羽を広げたようにも見え、剣豪の修行地として登場するにふさわしい峻厳さがある。
海抜544メートル、この地で最も高い山である。山頂近くには知盛が祭ったといわれる鷲嶺観音があり、壇ノ浦に向かって立っており、平家一族の冥福を祈っていると伝えられている。

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インフォメーション  

伊勢市矢持町
現地の案内表示に従って行けば迷うことなく目的地に辿り着けます。

バス:JR・近鉄伊勢市駅より「磯部バスセンター」行きバス31分「横輪口」バス停下車、乗換「床ノ木」行きバス10分「菖蒲」バス停下車、徒歩30分

マップ
 

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