東大淀(おいず)お頭神事   ( 伊勢市東大淀町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
市内にいくつかのお頭神事がある。特に御薗高向(たかぶく)は有名。が、当神事はクライマックスは、おき火をかぶるシーンがあり、後世に残しつつ、もっと他地域に認知を。(伊勢市、44、男)
           佐登奈加神社本殿前で舞う獅子 2018-2-24 
          (ポインタを当て見る写真は)神社での子どもお頭舞の舞すがた
お頭舞が2012年より復活
  東大淀町のお頭神事は2007年から後継者難で3年間お休みでしたが、 2009年に地元の神楽師さんにより小中高生による「子供お頭舞」が結成され,その指導により、翌2010年には、お頭神事が復活しました。

  その後、毎年お頭神事として継続され、かっての子どもお頭舞のメンバーは立派な神楽師として育ち、お頭神事を支えています。同様に小中高生による子どもお頭舞も健在です。

  東伊大淀2018年のお頭神事の概略は以下です。
  ●辻舞い8:30〜(午前)、14:40〜(午後)
       町内の各辻で行われる悪魔祓いの舞と
       特定の辻のみで行われる七越の舞
  ●佐登奈加神社でのお頭の舞い13:00〜14:00
       七越の舞(左の写真)
       子供お頭舞(左のポインタで見る写真)、
       厄年への悪魔祓い→その様子
  ●17;30〜千引神社の大篝火の前での神事
       七越舞い、子どもお頭舞い、「カシコイ」
       などがあり最後にお頭さんが篝火に飛び
       込み終わりとなります。

 参考までに以前の様子をどうぞ      
  2003年の手順を追ったスナップ写真
  2006年の手順を追ったスナップ写真
各辻での舞い
  町内の各辻でお頭舞が行われています。午前の部と午後の部があり、その舞も基本は剣を振っての「悪魔祓い」ですが、4箇所の辻では「七越の舞」が先にに行われています。
      →2018年の「神事祭礼」順序
      →2018年の祭礼の町内マップ    を参考まで。

  悪魔祓いとはお頭(獅子)が剣を持ち、地区の人々の前で、剣を何回も振り、厄を払うものです。いずれの辻でも厄払いを受ける地区の人々が小腰をかがめ、頭を低く下げ祈る姿は印象的でした。

  お頭舞は頭を持ち舞う役と、その舞衣の裾を首に巻き後に従う役の二人舞ですが、これに大太鼓と笛が加わり、リズムで一体となります。特に東大淀では横笛の音色の美しさを感じましたね。

  又、特定の辻で行われる「七越」の舞ではその地区の責任者がお神酒一升と金一封を携え、その辻に座し、お頭一行を迎えています。(裏の写真)

           山の神の辻で七越の舞を舞う 2018-2-24
 (ポインタを当て見る写真)悪魔祓いの舞の前で頭をたれる地域の人々
           お頭さんとそれにまとわる提灯を持つ村人2018-2-24 
        (ポインタに当てて見るる写真)最後に火に入るお頭さん2006-2-4
恒例の積木場での火祭り
  夜は恒例の火祭り。千引き神社前の積木場の、ドんど焼きでもあり若松葉の大きな山に、火が入ります。夜の部の始まりです

  19:30、神社の前にお頭さんが現れ、まずは「五越」の舞い、次に子どもお頭舞が披露されます。

  その後、
「カシコイ!カシコイ!」始まります。
  青の法被の青年役がめいめいに提灯を持ち、お頭さんに対して提灯を押し付け、「カシコイ!カシコイ!(頭来い!)」と、執拗に呼びかけます。
(左の写真)

  この火祭りの筋書きは”今日一日の厄払いで、村人の一年の災厄を全身に受けた「お頭さん」が火に自らを投じ、災厄を焼き尽くそうとする。それに対して村人が、火に入らせまいとして、あの手この手で「お頭さん」を遮り、気持ちを変えようと努める。しかし最後は村人の力空しく、お頭さんは火の中にに消えていく…”というものです。(裏の写真)

  東大淀の古い冊子「おかしらさん」(2002年)には、火祭りで以前行われていた行事についても載っています。→参考まで

私もオススメ

村松の御頭さんとは夫婦
東大淀の御頭さんはお歯黒なので女ですよ。村松の御頭さんと夫婦だと小さい頃に聞きました。
早くお祭が復活してほしいものです。

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インフォメーション  

伊勢市東大淀(ひがしおいず)、国道23号を東大淀で海岸側に折れ約1.5キロm。.マップは佐登奈加神社を示す。

 

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