東豊浜大念仏カンコ踊り   ( 伊勢市東豊浜町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
いつの時代からか続くのかわかりませんが、少なくとも百年以上は続いていると思われる。先祖供養の行事です。親や祖先を思う心を育てる。地域に根ざした行事は、平成の世になっても脈々と受け継がれています。先祖を大切にする地域全てで若い世代を育てている行事の一つです。(伊勢市、41、女)
 ●東豊浜町には高蔵禅寺(土路)と瑞雲禅寺(西条)の二つのお寺があり、それぞれで大念仏が行なわれ、かんこ踊りが披露される。
  大念仏行事の手順も大変良く似ている。
 かんこ踊りを激しく踊る保存会のメンバー 2013−8−14
(ポインタをかざして見る画面)手燭を持って周囲を廻る女性たち
瑞雲禅寺の大念仏
  8月14日東豊浜〈西条)瑞雲禅寺では、6:30ごろから新盆者の家族親戚などが集まり境内周囲に座り、それぞれに祭壇を設け、弔問者を迎えます。

  祭壇の背後からはご詠歌の歌声と鉦の音が静かに流れ、

  境内中央のテント内には地元自治会役員が詰め、太鼓打ちの役員が太鼓を鳴らして、会場の緊張を高めていきます。

  21:30かんこ踊装束の、小学生を含む一団が境内中央に入場。かんこ踊り保存会のメンバー。一人ずつ紹介され、周囲から励ましの声と笑い声。

 
  始めに自治会会長の新盆者の読み上げがあり、太鼓が続き、かんこ踊りが始まります。以後11時過ぎまで続きました。

2013年の大念仏の手順を追って
内容を少し細かく並べてみました

  

高蔵禅寺の大念仏
  8月14日東豊浜〈土路)高蔵禅寺では、18:30本堂前で、女性だけによる新盆供養の念仏会が行われます。

  70名近くの地元女性がご詠歌を唱えます。女性の歌声がやさしく流れ、打ち鳴らす鉦(?)の音が涼やかに響いています
→ご詠歌会場の様子

  かんこ踊りによる供養は夜10時過ぎから約30分。かんこ(太鼓)を持った小中学生が、花火と爆竹でもうもうと煙る境内に、勢いよく入場。中央のポールの周りを踊りながら回ります。

  ポールの真下には、紋付の羽織で威儀を正した役員と大太鼓の打ち手、供養口上読み上げ等、の大人たちがつめ、

   「新盆供養のため」、「戦没者供養のため」、「先祖供養のため」、と次々に口上が述べられます。

   小学生の中にはかなり小柄な子もいました。最近は少子化で子供が少なく「今年は4年生にも出て貰った」との話でした。

 2003年の行事の様子をどうぞ。

小中学生によるかんこ踊りの入場 2012−8−14
 (ポインタをかざして見る画面)手燭を持って周囲を廻る女性たち
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かんこ
かんこの入りには、地元の子供が白い装束を着て町内の決められたルートを太鼓や笹をもってお寺まで走ります。
子供のころは、爆竹などが使われすごく恐かった(笑)今はそんなことはないようです。
10年前くらいからか、何発か大花火が上がるようになりました。
たしか、町内にかんこの入りと終わりを告げる合図のようなものだったと思います。

今年の御盆は久しぶりに帰省しようと思います。
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インフォメーション  
 伊勢市東豊浜町字土路、高蔵禅寺.毎年8月14日およそ夕方6時30分〜8時念仏。かんこ踊りは10時頃から約30分.(2012年)
  同町字西条、瑞雲禅寺.毎年8月14日およそ夕方6時30分〜8時祭壇弔問など。かんこ踊りは9:30頃から約90分(2013年)

    ※かんこ踊りの時間はその年の新盆者の数にもよります
 

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