伊勢根付(ねつけ)   ( 伊勢市 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
一つの木のかたまりから、さまざまな形に作り上げられいくすばらしさと、同じ形でも作る人によって変わる表情、何度も磨かれることによる艶などが、すばらしいから。(伊勢市、20、女)
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根付の作品、大きさは3〜4cm
伊勢根付は「朝熊つげ」がほとんど
 根付とは、「江戸時代、男子が巾着(昔の財布)、印籠、煙草入れなどを帯に挟んで腰に下げる時に、落ちないように紐の端につけるもの。形は小さく、珊瑚、瑪瑙、角、象牙などの材に人物、動物、器物などを彫刻し、精巧なものが多かった」(広辞苑)とあります。

 現代では上述の用途はほとんどなくなりましたが、美術品として高く評価されています。伊勢にお住まいの根付作家、中川忠峰さんにいせトピアの展示会で伺いました。
  「伊勢の根付は、ほとんどが「朝熊つげ」で作られています。50年経っても幹の径が6〜7cmにしかならない緻密な材料です。根付は表現が精密なだけでなく、「ひねり」、「おかし味」、「洒落」等の味がポイントです」

根付は海外でも高い評価
「根付は海外でも「ネツケ」と呼ばれ、日本固有の美術品として、浮世絵、刀、漆工芸品とともに高く評価されています。イギリスのオークションで有名なザザビーでは、年2回根付だけのオークションが開かれるほどです」と中川さん。

 展示会での中川さんの「恋」と名づけた作品(写真)は、九州の民話に題材をとったもので、馬にいたずらばかりしていた河童がいつしか馬が好きになってしまった話、によるのだそうです。とても魅力的な作品です。

 2003/12/21の作品展では根付だけでも16作家、31点の優れた作品が展示されていました。

        木彫り、根付作品展で2003−12−21
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