朝熊山金剛證寺   ( 伊勢市朝熊町 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
〔朝熊山金剛証寺〕伊勢を参らば朝熊をかけよ。朝熊参らば片参り」と言われる通り、古くから多くの人々の信仰
            を浴びている。かつてはこの山へ参詣するのも大変な旅であったが、今は美しい自然を車か
            ら見られるスカイラインは絶景である。(伊勢市、41、女)

〔金剛証寺の睡蓮〕梅雨の頃、アジサイと共に美しさを競っていますが、伊勢周辺でスイレンの花が楽しめるのは
            ここしか知りません。まるでモネの世界です。(阿児町、45、女)

〔金剛証寺のあじさい〕金剛證寺には数百本のあじさいがケンを競っている。(伊勢市、42、女)
                           金剛証寺本堂 2006-6-16 
伊勢神宮の鬼門を護る
  この寺の草創は古く、欽明天皇のころ(539-71)、暁台上人が、ここに明星堂を建て修法したことに始まると伝えられています。
 天長二年(825)弘法大師が中興、真言宗の道場とし、本尊には、虚空蔵菩薩をまつり勝峰山兜率院(しょうほうざんとそついん)金剛証寺と称しました。

その後、明徳三年(1392)鎌倉建長寺の仏地禅師が、真言宗を臨済宗に改宗した。慶長五年(1600)鳥羽城主九鬼守隆は寺領を寄せ、徳川将軍家も代々帰依したといわれています。

睡蓮が美しい、連間の池
  境内には、慶長十四年(1609)備前岡山城主池田輝政の造営で、元禄十四年(1701)徳川綱吉の母桂昌院の修理をへた桃山様式の本堂・摩尼殿(重文)をはじめ、開山堂、明星堂が立ち、連間の池には朱塗りの太鼓橋がかかっています。

  なお本堂は伊勢湾台風(1959)以降、地盤亀裂のため約5年にわたる改修工事(1989〜1994)が行なわれています。


  推薦の言葉通り、夏になると連間の池には睡蓮の花が美しく咲き、迎えてくれますあじさいも素晴らしかったのですが近年は鹿害のため、まったく見られなくなりました。

2004年のまだ元気だった頃のあじさいの様子です。
                 睡蓮の花の頃、連間の池 2006-6-24
 卒塔婆の林立する奥の院への道 2004−6−28
 奥の院へ参道、卒塔婆が並ぶ供養林
   奥の院に通ずる参道には、仏地禅師の五輪塔、北畠公、九鬼公、慶光院清順などの供養塔のほか、伊勢・志摩はじめ全国からの、物故者の追善供養の卒塔婆が林立して、この参道は供養林と名付けられています。

  毎年6月27,28,29日の三ヶ日は寺院中興の祖、仏地禅師を称える開山忌が行なわれます。行事は主としてこの供養林で行なわれ、卒塔婆を前に故人を供養する人々のお参りの日となっています。→開山忌の風景

  なお、奥の院(呑海庵)は、本尊に延命子安地蔵を祀っています。

  九鬼嘉隆公の五輪塔の説明板では
「三男有慶は当山に於いて出家し、父の菩提を弔い、金剛証寺第十二世の法灯を継ぐ」と伝えています。  

  また、参道の入り口近く、左手に、太平洋戦争で若くして戦死した詩人、竹内浩三の詩碑があります。 

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インフォメーション  

伊勢市朝熊町 金剛證寺:TEL 0596-22-1710

・車:伊勢自動車道伊勢西ICより、伊勢志摩スカイライン約20分。

 

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