立神の盆送り ( 阿児町立神 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
立神には古い時代から伝統行事が数多く受け継がれている。お盆の終わりに行われる、この「盆送り」は
この地域の新亡を地域全体であの世に送り出そうという行事でとても印象深い。
        九人役を先頭に松明を持ち盆送りをする立つ神の人々 2018-8-16
  (ポインターを当てて見る写真は)辻々で道に座し新亡の戒名を唱え、念仏を唱えます
松明を持ち、立神を巡る
  立神の盆送りは8月16日の夕方行われるもので、新亡の旅立ちを皆で送る儀式といえましょう

  九人役を先頭に、新亡の関係者が松明を持ち、楽師が太鼓や鉦を鳴らし、ほぼ3時間かけて、立神の町を一回りします
→道筋のマップ

 スタートは旧薬師寺の広場で皆で輪になり松明二つを焚き念仏を唱えることから始まり、その後、列を連ね立神の町へ。→広場で念仏

 途中、辻々では、全員が道に座し、新亡の名と戒名をあげ、念仏を唱えます(←ポインターをあて見る写真で)

  最後は石淵川の堤で焚き火を起こし念仏を唱え終了となります。
→焚き火の様子(2017年)
  
馬の背には紙人形を刺し
  行列には馬のぬいぐるみがあり、町の人は列を待ち、この馬の背に紙人形を挿します。「我家の厄介事を全部あの世へ持って行っておくれ!」という願いをこめて挿すのだそうです。

  
  松明の燃え滓のお掃除
  
松明は盆送りには欠かせないものですが、燃えカスの処理は大変なようです。行列の後には軽トラックがつき、8人ほどのメンバーがバケツと箒を持ち、燃えカスのお掃除です。→その様子


  
松明
  立神の松明は青竹に乾竹の割ったものを重ねて針金で縛ったものです。、→松明
  なお,松明は昔は灯篭だったそうです。
        行列のぬいぐるみの馬に紙人形を挿す人 2018-8-16            (ポインターを当てて見る写真は)盆送り最後はたくさんの紙人形
           盆送りを迎える町の人々  2018-8-16           
 (ポインターを当てて見る写真は)辻つじで、門口で迎え、祈る人々
門、辻で迎える立神の人々
  立神人々は様々な形でこの盆送りの行列を迎えます。門口で線香をたき祈る人,藁や小枝を燃やし送り火で迎える人、家族総出で並ぶ人,いろいろです。

  立神地区の人々がこの地区の新亡の霊を皆であの世に送ろうという、この行事は、何かこの地に住む人々の気持ちの繋がりと、そこから生まれる暖かささを感じさせてくれました。

九人役
  列の先頭を行く「九人役」は、立神地区の伝統行事のまとめ役です。昔からこの地区は9組からなり、その夫々の代表が「九人役」でしたが、明治以降は地区全体から4人が選ばれているそうです。
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インフォメーション  

志摩市阿児町立神マップはコミュニティ倉庫(旧薬師堂を示しています

 


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