天王祭典(立神)   ( 志摩市阿児町立神 )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
小学生男子が衣装を着け化粧をして、三味線・太鼓・謡に合せ踊る。(阿児町、73、男)

                 舞子さんたちの舞い 2017−7−14 
宇気比神社で舞を奉納
  立神の天王祭は7月14日午後3時、立神宇気比神社で厳かに式典が行われました。宮司による修祓の儀、祝詞から始まり、後半には出席者による玉串奉奠があり、舞子さんの代表の姿もありました。

  そしてその式典の最後に、拝殿内で舞子さんたちの舞が奉納されました。(左写真) 舞が終わってからほっとした姿が。

  また、神社で式典の後、旧薬師堂へ移り、午後5時ごろから堂前の特設舞台で、舞子さんの舞が、堂前に集まった住民に再び披露され、天王祭が終わります。(3項をご覧下さい)

  天王まつりは、祇園さん、津島さんとも呼ばれ、鳥羽志摩の各地でにぎやかに祭がくりひろげられますが、立神のように子どもたちの舞が主行事として行われるのは大変珍しく素晴らしいですね。

  
楽を奏で、地謡を謡い、舞を舞う
  舞は、歌舞伎の三番叟の衣装に似た姿で、小学校低高学年の男児九人が舞ます。最初は扇子を手に、後半は色鮮やかな御幣を持ち激しく舞います。 →舞手の背中の図柄

  舞子さんとは別に小学校高学年の男児による地謡の楽師3人がこれに加わります。楽師は肩衣袴姿で横笛、三味線、小太鼓を受け持ち、笛吹が地謡を兼ねています。→謡の内容(立神自治会提供)


  天王まつりの天王とは、牛頭天王(ごずてんのう)をいい、素戔鳴尊(スサノオノミコト)に習合するといわれます。素戔鳴尊を祀る神社として有名なのが、京都祇園の八坂神社と尾張の津島神社です。

           楽師3人(旧薬師寺の舞台で) 2011-7-14拡大
       
   ご祝儀読み上げるたびに「ありがとうございました」と応える舞子さんたち 2017-7-14 
    (ポインタを当て見る画面は)祭り最後として神社で奉納した舞を披露
地元へのお礼
  旧薬師堂での行事は、初めに堂前の特設舞台に並んだ舞子さんたちを前に、自治会の役員さんがこの行事への地区の人々の「ご祝儀」の内容を5人ずつ読み上げます。

  これに対し、舞い子さんたちが一斉に大きな声で「ありがとうございました」と叫ぶのです。この日(2017)この「ありがとう」は25回を越えましたね。

  この後、最後に神前での舞をもう一度舞ってこの行事が終わりとなります。

  祭は立神自治会主催ですが、地区を東西南北にわけ、それぞれから宿元を一名選び、その宿元が祭りを司り、費用を拠出するとのこと。
  これに対し地区内各戸から天王料(=ご祝儀)が主催者へ届けられるのが慣わしになっているそうです。
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インフォメーション  
   志摩市阿児町立神宇気比神社、旧薬師堂。マップは浮気比神社を指しています。
 

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