安乗人形芝居   ( 志摩市阿児町安乗 (c) )

伊勢志摩きらり千選
推薦のことば
A.地元の人々の演じる400年の伝統行事(阿児町、53、男)
B.国の無形文化財を地元人として絶やすことなく継承してほしいと思います。(阿児町、53、女)
C.古典芸能、伝統を守る人々の努力成果にたくましさを感じる。(阿児町、22、女)
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               「御所桜堀川夜討」ー我が子を殺し嘆き悲しむ弁慶2016-9-16
 (ポインターを当てて見る写真は)頼朝の命で義経の妻を殺すべくやってきた武蔵坊弁慶
400年の伝統を守る
  安乗の人形芝居は、阿児町安乗地区の八幡宮(安乗神社)の祭礼に奉納する神振の人形芝居として受け継がれ、四百余年の伝統をもつ民俗伝承芸能です。

  現在は安乗人形芝居保存会により継承されています。その歴史について保存会のプログラム記載のものを紹介しましょう。

  最近の舞台構成は、(1)〜(3)を組み合わせて、二日間で行なわれます。
(1)小学生の人形芝居
(2)中学生の文楽クラブの人形芝居
(3)保存会の人形芝居で太夫はプロ

  今年(2016)の演目をプログラムからどうぞ。その一つ「日高川入相花王」の1シーンです。

  過去の舞台内容の一部を紹介

●「戎舞」 2011
●「壷坂観音霊験記」
   沢市山の段 2010

●「鎌倉三代記」
   三浦の助母別れの段 2011
日舞、ダンスもある地元演芸会
  この人形芝居の日は地元では「演芸会」ですから、人形芝居の舞台の前にしつらえた小舞台では、歌謡曲による日舞、カラオケ、中学生によるダンスなども行われます。

  そして、この小舞台にその都度「おひねり」が雨あられと降りそそがれます。おひねりの入ったビニールの袋のまま舞台に投げる人も。演技が終えて、それを3人ほどで、田ならしのような道具でかき集めるのですが、いつもながらの微笑ましい風景です写真)。

  もう一つ独特なのは、舞台で賛助者(寄付)の名前と金額を上げて、これを紹介する時間(写真)があることです。
  その口上は 「おん花ぁ〜、ひとつ、きん(一金)○○万円,□□さまより、保存会の ぎょひ(御費)にかけられま〜す」
  昔どこかで見たような懐かしさを覚えます。

 

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             年季の入った巧みな日舞 2016-9-16
             小学生の人形芝居「勧進帳」  2011-9-15
      (ポインターを当てて見る写真は) 中学生の「鎌倉三代記」  
安乗の小学生、中学生が
    頑張っています
  安乗人形芝居は昭和55年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。 また、後継者の育成のため、安乗小学校の人形クラブ、安乗中学校の文楽クラブを作り、指導・育成に努めています。

  従来、人形の遣い手は中学生、高校生など、経験者の指導を受けた若い人が中心でしたが、2006年から、これに代わって大人の遣い手が中心となる形で保存会が結成されました。

  現在、大人の人形の遣い手は総勢30名近く、地元だけでなく鵜方や相賀からの参加もあり、毎週火木の夜に欠かさず練習をつんでいるとのことでした。

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インフォメーション  

平成23年度は下記のとおり実施されました。
日時:平成22年9月15日18:30、16日18:30開演     《2011》のプログラム
場所:安乗文楽人形芝居舞台(安乗神社境内)      《2016》のプログラム
主  催:安乗神社・安乗文楽人形芝居保存会
後  援:志摩市,同教育委員会など

 


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